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「ライブマン★コミック君!!」
改めまして、品川プリンスホテルのクラブeX(エックス)で行われた、小堺一機&山寺宏一LIVE「不定期ライブマン★コミック君!!~もじゃメガネ君登場!~」のお話です。

出かける前は詳しいレポをするつもりだったのですが、笑い過ぎて内容を順序立てて覚えることが出来なかったのと、予想以上に自虐ネタ&ぶっちゃけトークが多くて、ネット上に載せるには向かない感じだったので(笑)、簡単なレポだけを。
・・・と思って書き始めたのですが、なんだか長くなってしまって、昨日のうちに書き終われませんでした(笑)。無駄に長くてすみません!

私が出かけたのは22日。公演が始まって2日目です。

チケットを片手に会場へ入ると、スタッフの方が「お席へご案内します」と誘導してくださいました。
「おお~、さすが品プリ!」と変な感動の仕方をしつつ(笑)、席へ到着。
円形のステージをぐるりと(花道があるため、Cの形で)囲むようにテーブル席が置かれていて、私の席は出演者の座る位置よりも若干後方になる場所にありました。

正面から観たい気持ちがあったのは確かですが、でも結構ステージ上を動いてくれていて2人のお顔を見ることは出来たし、出演者の後ろ頭をマジマジと見る機会はなかなか無いので、これはこれで貴重な体験だったと思います♪

ライブのスタートは、ステージの上方へ設置されたプラズマディスプレイから。
小堺さんが渡辺篤史さんのものまねで「楽屋探訪」をするというVTRでしたが、エディ・マーフィやブラッド・ピット、ジム・キャリーなどが声だけで登場(笑)というネタをやりつつ、しっかり「携帯の電源は切ろう」「撮影や録音は禁止」というアナウンスもされてました。

そしてステージへ小堺さん1人が登場。
「山寺さんが客席が温まってからでないと出たくないと言っているから、私が前説を」なんて、冗談にしてもとんでもなく贅沢な話です(笑)。

山寺さんをステージへ呼び込む時の「(自身の持つ素晴らしい才能を、ただ一人客観的に観ることのできない)世界一不幸な俳優、山寺宏一さんです」という紹介に、なんだか感動して胸がいっぱいになっていました。なかなか鳴り止まない拍手。
「もうこれで帰ってもいいくらいだ」と山寺さん。それは駄目です!(笑)

第1部は、NHKで不定期に放送されている「アクターズ・スタジオ・インタビュー」をネタに展開。
本家の司会(ジェームズ・リプトン)を小堺さんがモノマネして、山寺さんの生い立ちから現在に至るまでをインタビューしていく、という形式でのトークとなりました。

リプトンの特徴を上手い具合に捉えている小堺さんが、大真面目にとんでもないことを言い出すのが可笑しくて爆笑し、それに振り回される山寺さんにまた爆笑。
なぜ多賀城駅に住んでたことにしたがるんだっ!(笑)

お2人の初デートのエピソードや方言の話、新人時代の話など、いろいろ小ネタに脱線しながらたっぷり話を聞けました。

「他人になりきって普段は言えないことを言ってしまおう!」という強引な展開で(笑)、ステージの隅で後ろを向いて着替え&メイク。待っている時間には、ディスプレイに顔マネ写真が次々と映し出されていました。

準備が完了するとステージに戻ってきた山寺さん。
中尾彬さんになりきって、かなりぶっちゃけてました(笑)。
小堺さんまでネジネジをつけて、一緒になってぶっちゃけたところで第1部が終了。

休憩の後、お揃いのグレーのスーツで登場。ポケットチーフだけ色違いなのが素敵でした。

第2部の最初は生吹き替え。
「ファイト・クラブ」の1シーンを、目の前で吹き替えてくださいました。

1回目は山寺さんが1人で、あらかじめ収録されている音声を相手に吹き替えされたのですが、エドワード・ノートンが喋っている(ブラピは画面に映ってない)時の表情や、煙草を咥えたままで喋る感じ、煙の吐き方まで細かく合わせているのを間近に見ることが出来て感動しました。

2回目は、エドワード・ノートンを小堺さんが担当して、2人で吹き替え。
「ファイト・クラブeX、ルールその1。ファイト・クラブeXで話したことは口にするな」
・・・って、台詞が変わってますけど!(笑)

そんな調子でどんどん台詞は変わっていき、最終的には第1部で喋っていた内容をネタにブラピとエドワート・ノートンが会話しているという状態に。
それがまた気持ち悪いくらいピッタリ合ってて大爆笑!
ほぼ同じ映像を使っているのに、台詞だけでこんなに印象が変わってしまうとは・・・。
良いもの観せていただきました。

そして歌もたっぷり。
何曲歌われたか分かりませんが、山寺さんと小堺さんが交互に、ものまねを交えたり、今日のトークをネタに替え歌にしたりしながら歌われていて、笑ったり感激したりしてました。
郷ひろみのものまねで、眼鏡が吹っ飛ぶほどキレの良いターンを見せてくれた山寺さん、格好良かったです。

アンコールは、ダニー・ケイやルイ・アームストロングが出演した映画「5つの銅貨」の劇中歌。
映画の中に、同じコード進行の曲を3曲同時に歌う場面があるそうなのですが、今回の出演者は2人ということで、小堺さんが「5つの銅貨」を歌い、山寺さんが2曲分を歌われていました。(後半からサッチモっぽい歌い方になったと思ったのですが、違ってたらすみません。汗)
すごく、すごーく素敵でした。最後の最後にこんな曲が聴けて、本当に良かったです!

「エンターティナー」という言葉がぴったりのお2人のライブ。
たっぷり笑って、驚いて、感動して。元気をもらって帰ってきました。
by mistysnow | 2007-11-26 23:52 | 山寺宏一
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