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「Hands Story~坂本サトルとうたう 手のチカラ」
早い地域では12月に放送された、FNSソフト工場「Hands Story~坂本サトルとうたう 手のチカラ」を、BSフジでようやく見ることが出来ました。
(今朝の新聞のTV欄でも「みんなの手・坂本サトル」と書かれていましたが、やっぱり放送されたのは「Hands Story」でした。)

見終わった後に生まれた、たくさんの感情。
心の中が温かく満たされているような、そんな気分です。

先天的に右手の小さな女の子や、後天的に腕や指を失った人達。
そして10本の指でギターを弾き、歌をうたうサトルさん。
そこにあるのが障害者と健常者という対比ではなかったからこそ、いろんなことに気付けた気がします。

義手や家族の力を借りながら、日常を生きていく人々。
筋電義手を使ってヴァイオリンを弾く少女を見守るご両親の眼差しは、彼女の手がどうであるかは関係なく、ただ「一生懸命頑張って演奏する子供を応援する」ものでした。

義手だって、使う人の気持ちに応える「手」であることには変わりない。
自由自在に動かせるとまではいかなくても、彼らはちゃんと「手」を持ってる。

サトルさんが書き下ろした「Hands Storyのテーマ」を聴きながら、様々な形の「働く手」を見ていると、言葉には上手くできない気持ちが広がってきました。

私は、自分のこの手で何ができるだろう?
手を使うのは自分自身。
この手で何を造り、何に触れ、何を感じられるのか。

それが、この先の人生を形作っていくものであることは間違いないのだけれど。

***

番組中に登場したサトルさんのライブシーンや、番組のために弾き語りされた曲達も、すごく効果的でした。選曲がニクいですね~。

サトルさんが何かを説明したりする役割ではなく、ただ人々と出会い、ひと時を共に過ごして離れていく「旅人」であったことが、逆に番組を深みのあるものにしていた気がします。
「Hands Storyのテーマ」も、とても美しくて強い、素敵な曲でした。

こんな作品を見ることができて、本当に良かったです。
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by mistysnow | 2007-03-04 00:56 | 坂本サトル
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